去年の3月11日なにしてた VICTIMS MAY BE LESS
■カムチャツカ半島沖でM8.2地震
5月24日14時45分頃(日本時間)、ロシアのカムチャツカ半島沖のオホーツク海を震源とするM8.2の地震が発生した。日本でも北海道と秋田県の一部で震度3の揺れを観測し、東日本の大部分や鹿児島県の南端まで震度1の有感地震を記録するという巨大地震だった。
実は、この2週間ほど前から、筆者がTwitter上で主宰するプロジェクト「宏観レンジャー」(@kokanranger)に、地震の“前兆”を訴える多くの人からの報告が集まっていたので、これまでの研究と併せて紹介。誰でもできる、簡単な地震の予知・予測方法を紹介しよう。
1、眠気の異常
特に目についたのが、異様な睡魔に襲われているという報告だ。実は筆者も、1週間以上前から朝から午後にかけて、ひどい眠気に襲われて、仕事にならない日が続いていた。自分の経験からいうと、このような異様な眠気は、海外など遠方で起きる大規模地震に対応している場合が多いようだ。
このことを宏観レンジャー上でツイートすると、自分も同様だったという人が何人も現れた。その中では、2日前頃から異常に眠かったという報告が目立っていた。地震前に地下の岩石破壊によって発生するパルス電磁波と関係があるのかもしれない。
2、電気機器のリモコンの異常
地震前に発生するパルス電磁波によって、「TV」「エアコン」「照明」「車」などのリモコンの動作異常が起きる。1995年の阪神・淡路大震災の場合、2カ月前から、神戸の電気屋にリモコンの修理依頼が多くなり、10日前から急増したという。東日本大震災の数日前には、宮城県で、車のロックのリモコンが効きずらかったという。
特に、エアコンなど、リモコンによって電源ON/OFFする機器の場合、地震の前に勝手にスイッチが入ったりすることもあるという。電話やインターフォンも、誤動作で同様の現象が起こる。阪神・淡路大震災の前日では、突然クーラーのスイッチが勝手に入ったという報告も。また、地震前にクーラーがゴトゴトと音を立てることもある。
3、電気機器の電源の異常
リモコンと似ているが、電気機器本体のスイッチも勝手に入ることがあるという。また、ラジオには雑音が入りやすくり、特に、FMよりもAMの方が起きやすいそうだ。テレビの場合、映像が乱れることもある。24日のカムチャツカ半島沖M8.2の直前に、北海道でAMラジオノイズが強めに入っていた。また、今年3月1日のカムチャツカ半島M6.7の地震の当日は、秋田県で、テレビが受信不可になった。
4、PCや周辺機器が故障する
地震の前に、PCがフリーズしたり、落ちてブルースクリーンが表示されたりする。24日のカムチャツカ半島沖M8.2の直前に、北海道でBluetoothのマウス動作不良が断続的に発生していた。パルス電磁波により、PCの電源が勝手に入ることもある。筆者のPCでは、起動やシャットダウンに失敗することが年に何回かあり、これが起きると実際に関東地方で大きめの地震が起きることがある。
5、携帯電話のバッテリーの減りが早い
地震の前には、バッテリーの減りが早くなる。これは「電磁波ブロッキング」と呼ばれる現象で、携帯電話は常に基地局との位置確認のための電波を発信しているが、パルス電磁波によって妨害され、携帯電話やスマホの電池が異常に速く損耗する。岩手県の人が、24日カムチャツカ半島沖M8.2の5日前に、スマホの充電が追いつかず、動作が重くなって時々フリーズしていたという。また、パルス電磁波の影響で、スマホがフリーズや誤動作を起こしやすくなるという例もある。今年4月20日に、東京に住む人のスマホがフリーズし、また関東北部に住む人はスマホの設定が勝手にリセットされたという。翌日、鳥島近海でM6.7の地震があった。
今回紹介したような電気製品は、誰もが身近に接しているものだけあって、異常に気付きやすいというメリットがある。特に携帯やスマホは1日中利用していて、バッテリーの異常な減りなどがあれば、地震に警戒することができる。今回のカムチャツカ半島沖地震の震源はオホーツクプレート上にあるが、同じプレートの上にある東日本も、今後しばらくは大き目の地震に注意が必要だろう。
■百瀬直也(ももせなおや)
スピ・超常現象研究家。10代でスピ世界に目覚め、内外の聖地巡礼を続ける。シャーマニズム、古代史、民俗学、地震予知、占星学なども研究。各種カウンセリングも行う。特技はダウジングによる地震予知。著書は『ヴィア・ドロローサ~イエスが歩いた悲しみの道』『大地震の前兆集~生き残るための必須知識』シリーズ (Amazon Kindle本)など。
■カムチャツカ半島沖でM8.2地震
5月24日14時45分頃(日本時間)、ロシアのカムチャツカ半島沖のオホーツク海を震源とするM8.2の地震が発生した。日本でも北海道と秋田県の一部で震度3の揺れを観測し、東日本の大部分や鹿児島県の南端まで震度1の有感地震を記録するという巨大地震だった。
実は、この2週間ほど前から、筆者がTwitter上で主宰するプロジェクト「宏観レンジャー」(@kokanranger)に、地震の“前兆”を訴える多くの人からの報告が集まっていたので、これまでの研究と併せて紹介。誰でもできる、簡単な地震の予知・予測方法を紹介しよう。
1、眠気の異常
特に目についたのが、異様な睡魔に襲われているという報告だ。実は筆者も、1週間以上前から朝から午後にかけて、ひどい眠気に襲われて、仕事にならない日が続いていた。自分の経験からいうと、このような異様な眠気は、海外など遠方で起きる大規模地震に対応している場合が多いようだ。
このことを宏観レンジャー上でツイートすると、自分も同様だったという人が何人も現れた。その中では、2日前頃から異常に眠かったという報告が目立っていた。地震前に地下の岩石破壊によって発生するパルス電磁波と関係があるのかもしれない。
2、電気機器のリモコンの異常
地震前に発生するパルス電磁波によって、「TV」「エアコン」「照明」「車」などのリモコンの動作異常が起きる。1995年の阪神・淡路大震災の場合、2カ月前から、神戸の電気屋にリモコンの修理依頼が多くなり、10日前から急増したという。東日本大震災の数日前には、宮城県で、車のロックのリモコンが効きずらかったという。
特に、エアコンなど、リモコンによって電源ON/OFFする機器の場合、地震の前に勝手にスイッチが入ったりすることもあるという。電話やインターフォンも、誤動作で同様の現象が起こる。阪神・淡路大震災の前日では、突然クーラーのスイッチが勝手に入ったという報告も。また、地震前にクーラーがゴトゴトと音を立てることもある。
3、電気機器の電源の異常
リモコンと似ているが、電気機器本体のスイッチも勝手に入ることがあるという。また、ラジオには雑音が入りやすくり、特に、FMよりもAMの方が起きやすいそうだ。テレビの場合、映像が乱れることもある。24日のカムチャツカ半島沖M8.2の直前に、北海道でAMラジオノイズが強めに入っていた。また、今年3月1日のカムチャツカ半島M6.7の地震の当日は、秋田県で、テレビが受信不可になった。
4、PCや周辺機器が故障する
地震の前に、PCがフリーズしたり、落ちてブルースクリーンが表示されたりする。24日のカムチャツカ半島沖M8.2の直前に、北海道でBluetoothのマウス動作不良が断続的に発生していた。パルス電磁波により、PCの電源が勝手に入ることもある。筆者のPCでは、起動やシャットダウンに失敗することが年に何回かあり、これが起きると実際に関東地方で大きめの地震が起きることがある。
5、携帯電話のバッテリーの減りが早い
地震の前には、バッテリーの減りが早くなる。これは「電磁波ブロッキング」と呼ばれる現象で、携帯電話は常に基地局との位置確認のための電波を発信しているが、パルス電磁波によって妨害され、携帯電話やスマホの電池が異常に速く損耗する。岩手県の人が、24日カムチャツカ半島沖M8.2の5日前に、スマホの充電が追いつかず、動作が重くなって時々フリーズしていたという。また、パルス電磁波の影響で、スマホがフリーズや誤動作を起こしやすくなるという例もある。今年4月20日に、東京に住む人のスマホがフリーズし、また関東北部に住む人はスマホの設定が勝手にリセットされたという。翌日、鳥島近海でM6.7の地震があった。
今回紹介したような電気製品は、誰もが身近に接しているものだけあって、異常に気付きやすいというメリットがある。特に携帯やスマホは1日中利用していて、バッテリーの異常な減りなどがあれば、地震に警戒することができる。今回のカムチャツカ半島沖地震の震源はオホーツクプレート上にあるが、同じプレートの上にある東日本も、今後しばらくは大き目の地震に注意が必要だろう。
■百瀬直也(ももせなおや)
スピ・超常現象研究家。10代でスピ世界に目覚め、内外の聖地巡礼を続ける。シャーマニズム、古代史、民俗学、地震予知、占星学なども研究。各種カウンセリングも行う。特技はダウジングによる地震予知。著書は『ヴィア・ドロローサ~イエスが歩いた悲しみの道』『大地震の前兆集~生き残るための必須知識』シリーズ (Amazon Kindle本)など。